大儲けでやめられない転売ビジネスとは?1億稼ぐ人も

スマートフォンの普及とフリマアプリやオークションサイトで個人が簡単に販売できることから転売という行為が盛んに行われています。今や個人のお小遣い稼ぎだけでなく「転売」というビジネスが成り立っているほどです。個人事業主だけでなく一般の家庭でも行われているのが現状です。なぜ転売ビジネスが行われてしまうのでしょうか?

転売ビジネスとは?

転売ビジネスとは?イーコマースやオンラインビジネス

そもそも転売ビジネスとは何なのかを考えてみましょう。転売は商品を仕入れて、その商品を販売することです。それは新品でも中古でも同じことだと言えます。

インターネットの普及から全ての人が手軽に商品を売買できることから会社だけでなく個人事業主、副業でも注目を浴びているビジネスです。転売を行う人のことを転売ヤーと呼んでいることはご存知の通りでしょう。

転売ビジネスは儲かる?

転売ビジネスは儲かるの?「事実を話します!」

この答えは一言で済みます。はい。儲かります。

もちろん、商品の流通量が増えてしまったり市場が冷めてしまえば一気に売れなくなり赤字となります。そして「転売潰し」「転売ざまぁ」という言葉がネットで巡るようになることもあります。

しかしながら、うまく行えば大儲けできるビジネスです。組織的に行なっている人は1億円から数億円の売り上げを出す方もいることでしょう。

転売やせどりに興味がある方は、以下ページで記事にしています。副業や儲けられるチャンスになるかのしれません。挑戦してみるのも良いでしょう。

過去の転売商品の事例

過去にトレンドになったものは数多くあります。

直近でニュースにまでなったのはニンテンドースイッチ、ソニーのPS5なんかは記憶に新しいことでしょう。最近はSNSだけでなくYouTuberなどの影響からも遊戯王カード、ポケモンカード、ロレックスなどの高級時計、ナイキやアディダスのスニーカーなんかもプレミア値がつくことがあります。

マスク転売も問題になりましたね。チケットを売買する(ダフ屋)もいますね。現在では、チケット不正転売禁止法が入っているもののチケット転売はいまだに裏で行われているのが現状でしょう。

話題や流行になるものはどんな商品でも転売対象となります。

転売ビジネスの規制は?

転売の規制は?

転売は安く仕入れて、高く売るという小売業の基本的な原理です。

それはスーパーマーケット、ドラッグストア、家電量販店、リサイクルショップ、百貨店など全てのビジネスで同じことが行われていることでしょう。それを会社としてきちんと仕事をしているのであれば誰も文句は言わないはずです。それが便乗値上げだったりしても「少しだけ高いな」と不満があるものの生活必需品であれば消費者は購入してしまいます。数多く在庫があればその少しの値上げだけでもかなり儲けているはずです。

それに比べて転売は全ての人がその商品の定価を知っていて、極端に高額な価格で売られていることが問題視されています。また、その商品が欲しくても定価で手に入らないことで不満が出てきます。

古物商を持っていて個人事業主として販売しているのであれば問題ないとも言えるかもしれません。世間的には良く見られませんが。一般人ではどうでしょうか。個人が1、2個購入してやっぱりいらないから売ったといえば、転売するのをダメだとは言い難いです。

「手っ取り早く儲けられる。」「みんなもやっている。」と思うと行ってしまうのが人間の欲望と心理でもあります。

仕入れて販売するという転売はビジネスとして成り立っているので、規制することは難しいと思います。

転売は違法ですか?

転売の違法性について

商品の転売行為に違法性があるとは言えません。企業でも同様のビジネスを行なわれているので個人であろうともビジネス本来の意義ではあまり変わりはないのです。

ただし、継続して行うことや大きな売り上げ金額を手にしたのなら確定申告は必須です。

また、個人でせどりを行い中古商品を扱うには古物商許可が必要になってきますし、食品、お酒、アルコール、化粧品、医薬品というような項目の販売には免許や許可証を取得が必要です。

国で定められていることを守って行う転売は違法とは言えないのです。

違法性について言えるのは、現在転売対策を行なってるお店や企業もあるようです。もし規制が入っているのにもかかわらず強行突破して転売を行うのは大問題です。その迷惑行為や行動が違法となる可能性は十分にあります。

ソフトバンク社長孫正義も転売が原点?

タイトー(TAITO)のスペースインベーダーゲームの宇宙人ドットイラスト

SoftBank社長の孫正義氏も転売を行ったことで、今があるとも言えるかもしれません。この戦略的ビジネスをタイムラグ経営、タイムマシン経営という綺麗な言葉をつけられている場面のありますが、転売です。

日本で飽きられたゲームセンターに置いてあるインベーダーゲームの機械を安く大量に仕入れて海外のアメリカへ販売して億という金額を稼ぎ大儲けをしたという事実があります。

ただし昔ですのでインターネットは普及していません。全て自分でリサーチを行うことは困難で大きな決断だったでしょう。こうしたビジネスをその時代に行った彼は天才だと言えます。

孫正義氏だけではなく、他の企業の社長も起業前は転売行っていた方もいると思います。最初の資金集めというのは転売ビジネスが原点となっていることも多いのです。

この話は今後もう少し詳しく載せたいと思います。

まとめ

転売に関して分かりやすく一覧として記載します。

  • 転売とは商品を仕入れて販売すること。
  • 転売は儲かるビジネス。
  • 安く仕入れて、高く売るのは基本。どんな業種も同じ。
  • 転売自体に違法性はない(例外あり)。
  • 免許や許可証が必要な場合がある。
  • 大企業の社長も転売が原点だった。

転売行為は世間的によく見られませんが、どんなビジネスもスタートは資金集めが大切で、転売から会社を立ち上げ大成功した事例も多そうです。

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