これからAmazonセラーセントラルで出店しようとしている、すでにアカウントを作成しており出品している方はご存知の通り、最近のセラーセントラルでは出品禁止商品が増えているように感じますよね。出品していた商品が突然削除、停止されてしまったり書類を要求されるケースもあります。FBAを利用している方は必見です。今回の記事ではAmazon出品のためにせどりで商品を仕入れる際に避けたい商品を紹介します。
Amazonで出店を始めようとしている方はまず下の記事もチェックしてくださいね。
なぜAmazonで商品が削除されるの？
Amazonセラーセントラルから件名で「商品削除のお知らせ」といった内容のメールが届いた経験はありませんか。スパムメールという可能性もありますが、いくつか確認をしたところ全て出品していた商品がアマゾンセラーセントラルの在庫画面から削除されていました。
最近では、規制が厳しくなっていることから技適マークが記載されていなかったりすると削除の対象となっているようです。マークがついていても曖昧な商品が削除されてしまう場合もありました。法律の問題もあるでしょう。
Amazon出品禁止商品
出品禁止商品の対象になりやすい内容がいくつかあります。先程にもお伝えしたように技適マークがついていない商品や電波法不適合機器は規制対象です。詳しくは総務省のページにも書かれています。
そのほか知的財産権を侵害している疑いがある商品も規制対象となります。悪質な場合にはアカウントが停止になってしまうリスクもあり、一生使えなくなることもあるの注意してください。
ただし、こうした商品はいまだに多数Amazonで出品されているのが現状で徐々に削除されているようです。知的財産権侵害の疑いというのはこちらで把握することがほぼ不可能であり、こういった点もセラーセントラルでせっかくカタログから商品登録を行ってすぐに削除されてしまった方は不満に感じるかもしれません。
せどり仕入れで注意すべき商品一覧
ここでは、過去に商品削除や停止事例となった商品を一覧で記載していきます。
もちろん出品できる商品もあるので、以下の注意商品はあくまでも参考程度にお考えください。ちなみに私は以下の商品は削除される可能性が高いので仕入れは基本的に行いません。
ここでは削除理由、法律など詳細は書ききれないので、Amazonのメッセージや規約、出品禁止事項を確認してください。
モバイルバッテリー、充電池
モバイルバッテリー、乾電池、リチウムイオンバッテリーなど充電池の商品削除が相次いで行われています。こちらに関しては、リコールが行われそうな商品です。劣化や衝撃で火災が発生する可能性もあるので注意してください。
無線LANルーター
電波関連の製品は停止になることが多いです。
モバイルルーター、Wi-Fi
無線LAN同様にモバイルルーターやwifi関連製品も削除の対象にあります。
スマートフォン、携帯電話
スマートフォンやガラケーも商品削除が行われることが多々あります。
大型家電
テレビ、洗濯機、エアコン、シーリングライトなどの大型家電も定期的に削除されています。
Apple製品
iPhone、MacBook Proなどのアップルノートパソコン、iPad、iPod、AirPods、Apple Watch、そのほかアダプター、アクセサリーといった全ての製品はApple社より認定を受けられていない出品者は新品、中古問わずAmazonでの出品が禁止になっています。
ACアダプター
ACアダプターは要注意で、かなり高い確率で削除されます。
充電器、バッテリーチャージャー
こちらもACアダプター同様に数多く削除されています。
空気清浄機、除湿機
空気清浄機、除湿機なども稀ですが、リコールが発生します。火災の原因になるので取り扱わないのが無難です。
ワイヤレス製品
ワイヤレスイヤホン、ヘッドフォン、マウス、キーボードというようにワイヤレス及びBluetooth（ブルートゥース）関連の製品も削除されていました。
レーザーポインター
レーザーポインターは目に照射すると大変危険な製品です。改造されたものだと火が出ることもあるようです。レーザーライトショー、プロジェクターのせどりにも注意が必要です。レーザーにはクラスがあり安全性が保証されているものであれば出品可能ですが、規制対象のものだと販売が停止されます。PSCマークがついていること必須です。
ちなみにですが、PSCマークがついていても削除されることもございました。
LED電球
LED電球も削除対象となります。発光ダイオード(LED)の出品は書類の提出が必須のようです。細かな詳細はアマゾンの規約とガイドラインを確認してください。
商品が削除されてしまったら
商品が削除されてしまったら手続きが必要なことがあります。
個人とFBAでは対応が異なるので要注意です。以下をチェックしてください。
個人で在庫を管理している場合
個人で在庫を管理しているのであれば、大きな問題はありません。
自分で保有しているだけなので今後どうするかは個人の自由です。
在庫から商品名と数量が見られると思うので削除された商品の種類や個数を確認できたら在庫リストから削除するのも良いでしょう。
FBAに在庫を預けている場合
Amazonで商品在庫を管理している場合には返送手続きが必要です。
通知の受領後30日以内に手続きが行われていなければAmazonで処分されてしまいます。
メッセージを確認したら忘れずにすぐに対応すべきです。
削除された商品ASINの在庫から返送依頼を行い、配送先に返品手続きをしましょう。
さいごに
今回の記事では、Amazon出品禁止商品「せどりの注意点」について説明しました。
Amazonセラーセントラルでは、以前から出品商品に関しての規制はありましたが、さらに厳しくなっています。削除されないはずの商品まで消されてしまうのが現状です。
削除されてしまえば商品の在庫管理も大変になり出品点数が多ければ何を出品していて何が停止になったのか把握できなくなることもあります。
そうしたことにならないためにも管理をしっかり行う、もしくは規制が入りそうな商品は仕入れないというルールを自分の中で決めておきましょう。
FBAを利用している方は、返送手続きをしなければアマゾン側で処分されてしまうので注意しましょう。